Castle Art Exhibition 城アート展
城熱祭の大きなテーマとして「アート」があります。お城を扱ったアート作品には「写真」「イラスト」「ジオラマ」などがありますが、それらを制作するアーティストの中でも一流の方々の作品を集めました。その作品の全てが、アーティストたちがお城と向き合い、自己と対話しながらその熱い思いをカタチにしたものです。今年は家康ブーム真っただ中ということで東海地方を中心とした「家康の城」を主なテーマとして展示しています。縄張り図、イラストや写真、ジオラマなどで、多角的にお城を表現していますので、色々な角度からお城を楽しんでください。
2/21(金)〜2/24(月・祝) 開館時間 9:30 - 18:30
@鶴見区民文化センターサルビアホール ギャラリーにて
アーティスト

井上祥邦歴史デザイナー/タイポグラフィアーティスト
歴史デザイナーとして、私は日本の文化や伝統を現代に伝えることをテーマに、活動。
文字だけでグラフィックを表現するタイポグラフィという手法で制作した作品が2023年度和文化グランプリで入選し、伝統と革新の融合が評価された。作品を通して、城が持つ戦国時代から現代へ続く物語と奥深い魅力、そして現代に息づく和文化の豊かさを伝えている。
出展作品(タイポグラフィアート):高天神城、小田原城などを予定

香川元太郎歴史考証イラストレーター
1959年、愛媛県生まれ。日本城郭史学界委員、イラストレーター。特に歴史考証イラストが専門。おもな著書に『オールカラー徹底図鑑 日本の城』(学研プラス)、『ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城』『ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 戦国の城』(ともにワン・パブリッシング)など。ほかに迷路作家でもあり、『迷路絵本』シリーズ(PHP研究所)は累計300万部突破の大ベストセラーとなる。
*香川元太郎氏は2024年12月12日にお亡くなりになられました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

城郭模型たちばな屋城郭模型作家
YouTubeやX(旧Twitter)を拠点に活動する城郭模型作家。YouTubeチャンネルでは、作業風景の生配信なども行う。
YouTubeはこちら
出展作品(模型):杉山城などを予定

中井均城郭研究家
1955年大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。(財)滋賀県文化財保護協会、米原市教育委員会、長浜城歴史博物館館長を経て、2011年に滋賀県立大学人間文化学部准教授。2013年度より同教授。2021年に定年退職。金沢大学や大阪大学などの非常勤講師も務めた。
専門は日本考古学、特に中・近世城郭の研究、近世大名墓の研究。現在滋賀県立大学名誉教授、日本城郭協会評議員。
主な著書に『城館調査の手引き』(山川出版社)、『戦国の城と石垣』『戦国の城と一揆』(高志書院)、『信長と家臣団の城』『秀吉と家臣団の城』(ともにKADOKAWA)、『織田・豊臣城郭の構造と展開 上・下』(戎光祥出版)、ほか多数。
出展作品:スケッチブックに描いた踏査図、縄張のトレース図を予定

西股総生歴史ライター
1961年、北海道生まれ。現在、川崎市在住。お城とフロンターレを養分として生きるフリー・ライター。こう見えて、城館史科学会、中世城郭研究会、日本考古学協会会員。おもな著書に『戦国の軍隊』(学研/角川ソフィア文庫)、『1からわかる日本の城』(JBpressBOOK)、『パーツから考える戦国期城郭論』『鎌倉草創〜東国武士たちの革命戦争』(ともにワン・パブリッシング)など。

二宮博志城郭復元マイスター
地形を含む城郭全体をモデルにしたお城のジオラマ、「城ラマ」をプロデュースし、自らを「城郭復元マイスター」と名乗る。以降、お城のジオラマを製作する傍ら、お城のデジタルコンテンツ、イベントなどのプロデュース、さらには執筆や講演なども行い、多くのメディアでその活躍が取り上げられる。無類の神社好きでもあり、城跡を巡るときは必ず神社とセットで回る。著書に『真田三代名城と合戦のひみつ』(宝島社)がある。

畠中和久城郭写真家
1978大阪府生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業。在学中、JPS展入選。卒業後上京し、(株)イイノ・メディアプロを経て、畠中和久写真事務所。2005年より、城好きが高じて商業写真と並行して日本全国の城撮影をはじめる。2010年、NHK「直伝和の極意」出演を機に城郭写真家としての活動を開始。歴史街道(PHP研究所)巻末連載「戦国の風」(2018~2019)、お城EXPO写真展審査員、主な個展に「破れし城」(キャノンギャラリー)、作品集に「Be revived」がある。

藤井尚夫イラストレーター・工業デザイナー
富山県生まれ・工業デザイナー、P&F研究所 取締役代表
産業用ロボット、家庭用会話ロボット、教育機器、宇宙開発用機器、OA機器、通信機器のデザインなどを行う。歴史関連の仕事として、地方自治体の国指定遺跡整備委員、発掘指導委員、歴史番組制作支援、博物館展示監修設計、歴史ツアー企画実行、歴史雑誌記事掲載、などを行う。著書に『ドキュメント戦国の城』(2005)河出書房新社刊、『ドキュメント信長の合戦』(2011)(学研刊)など多数。

本間朋樹ウモ《埋もれた古城》
千葉県在住。時代小説の舞台を味わいたくて、関東を中心に、お城めぐりをするようになる。豊富な写真と、城跡の様子や歴史を事細かに解説したサイト「埋もれた古城」を運営。共著に『図説 茨城の城郭』(国書刊行会)、「廃城をゆく」シリーズ(イカロス出版)など。

宮下英樹漫画家
石川県七尾市出身。1976年生まれ。
代表作品 「センゴク」シリーズ全72巻。「桶狭間戦記」全5巻。
現在「大乱関ケ原」を『コミック乱』にて連載中。既刊一巻(以下続刊)。「神聖ローマ帝国三十年戦争」を『歴史群像』にて連載中。第一巻は10月下旬発売予定。

結城上野介某お城ジオラマ作家-@siro3emon
Twitterで活動している素人の一般人です。以前から鎌倉時代からの名門・結城一族に興味を持っていましたが、「城ラマ」の発売をきっかけに模型作りに没頭。結城氏、小山氏、長沼氏、下河辺氏などに関連した城館について、紹介も兼ねて模型(ジオラマ)作成しています。これまで作成した模型も大小150超えとなり、前アカウントである結城七郎某(@siro7low)のモーメントに随時更新中です(ご高覧いただけましたら幸いです)。